(2)場所打ちコンクリートを用いた橋梁

現地が山岳地,市街地,河川交差,道路交差などの条件がある場合,架設地点で型枠を搭載した作業台車を使用し,直接,主桁コンクリートの打設を繰り返しながら,架設する方法である.写真-1.4.3にPC連続桁橋,写真-1.4.4にPCラーメン橋の適用例を示す.

 
 

(3)長い支間となる条件に適した橋梁

支間が長くなる場合は,単純桁,連続桁などでは限界があるため,主桁を支持する部材を併用した構造が用いられる.これには,主桁の支持方法により,アーチ橋,斜張橋,エクストラドーズド橋,吊床版橋などに区分されている.写真-1.4.5にPC 斜張橋,写真-1.4.6にPC エクストラドーズド橋の適用例を示す.