「もう~、もう少し我慢してくれればいいのになぁ」と言いながら、下ろしている。

「おおー、ありがとう!」

「信号待ちの時だけよ。なんか、エッチっぽい。ウフフフフ」

「いいじゃないか。分かっているだろ」

赤信号になった。右手で、スカートに手を入れて、触った。

たまらない。素晴らしい感触。癒される。

「ほら、青信号に代わったわよ」

信号が変わるのが、早く感じた。

「早いなぁ~。次、楽しみだ」

何度か繰り返して、家の車庫に着いた。

香子は車を降りて、ストッキングを上げている。可愛らしい。

玄関に入ったら、抱きしめてキスをした。

「早く、お風呂に入ろう!」

「待って、お腹が空いたの。先に入って。お茶漬けでも食べたいの」

僕は少しショックだ。僕の気持ちと、少しズレている。

しょうがなく、寂しく一人で入った。

風呂上がり、久しぶりに時間をかけて、愛した。凄く嬉しい。ああ~、幸せだ。

次回更新は10月18日(土)、22時の予定です。

 

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