生保レディーたち、武器を持っています。粗品とかありきたりな物ではなく、ストーリーです。保険を掛けることによって救われた美談を次から次へと聞かされるうち、

「保険って大事かも。家族を守るために必要かも」と思うようになっていくのです。

生保レディーの服装がエロっぽく見えたのも影響したかもしれません。個室で二人になると、いろいろと妄想したものでした。

結果、保険掛けました。完敗です。「ずりーぞ、美人を利用するなんて反則だぞ。学資保険まで掛けそうになっちまったじゃねーか」

冷静になった頃、保険料の安いライフネット生命の商品に切り替えたことが唯一の反撃でした。

役員

銀行が人を減らしているのか、単に人気がなくなってきたのか、多分両方の影響だと思いますが、新卒採用の銀行員が少なくなってきています。

それでも新卒から役員になれる銀行員は非常に少なく、狭き門といえます。

銀行は江戸幕府、閉じた世界ですので、転職者が役員になるのは外銀出身の外国人くらい、中途採用の日本人が役員になるのは聞いたことがありません。

役員は銀行と持ち株会社を合わせると百人以上います。「そんなにいるのかー」「そんなに必要かー」雲の上の存在って気がしなくなります。

役員紹介の写真を見ると「なんかフツー。ただのオッサンだし、何が偉いの?」残念ながらオジサンしか見当たらず、オバサンは希少な存在、滅多にいません。これも働き方改革に期待します。

次回更新は10月18日(土)、8時の予定です。

 

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