M:摂生して回復するのがベストなのですが、インスリンをつくる力は回復しません。食べ過ぎても最初のうちはβ細胞数が増えてインスリンを増産してくれるのですが、食べ過ぎが長年続くとβ細胞が死んでしまいインスリン工場の生産規模が縮小してしまうのです。

A:最初はβ細胞が頑張って血糖値を下げてくれるけど、頑張り過ぎてインスリンを出せなくなってしまう。そう考えると、やはり早い段階から膵臓を労わってあげる必要がありますね! 

M:私は患者さんに「インスリンは石油のような限りある資源」なので、残った膵臓の力を大切に使うイメージを持つよう説明しています。ただ、これは糖尿病患者さんだけでなく、血糖値が正常な方にもいえることです。

A:確かに、普段からインスリンを使い過ぎないような生活を心がければ、糖尿病の予防につながりそうです。

M:あと、糖尿病の治療はできるだけ早く始めることが大切です。治療開始が早ければ、インスリンをつくる力が保たれているので、食事・運動療法だけで(薬なしで)うまくいくことも多いのですが、インスリンをつくる力がだいぶ弱ってから治療を始めると、複数の飲み薬や注射薬を使わないと血糖値が下がりません。

A:そう考えると、病院に行くのは億劫だけど血糖値が高めといわれたら早めに受診した方がよさそうですね。

M:治療が早いほど薬代がかかりませんから、完全にお得なんです。

A:私の親戚にも血糖値が高めの人がいるので、早く受診した方がお得だって教えてあげなきゃ! 

 

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