特に、「覚えた知識の強化」については、繰り返しになるが、完全に勉強内容を忘れてしまう前に、効果的な方法とタイミングで復習することが重要である。
一度勉強したことも、時間が経過するごとに忘れていく。長い期間を空けた場合、勉強したことを忘れてしまうことすらある。それではゼロから覚え直すことになり、「復習」の意味をなくしてしまうし、挫折の原因にもなる。だからこそ、復習の「タイミング」と、そのタイミングに合った「方法」に沿って勉強することが大切になる。
この方法を知らずに、「とにかく時間をかければよい」とか、「なんとなく毎日勉強していれば、そのうち合格できる実力がつくだろう」という、漠然とした意識で勉強に取り組んでいては、非常に効率が悪い。最悪、いつまで経っても合格に必要な力が身につかない、ということにもなりかねない。
よって、本書での「勉強」とは、「効果的な復習の方法とタイミングにより、知識の定着を図り、合格に必要な力をつけること」と定義したい。
次回更新は8月21日(木)、8時の予定です。
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