絵本・漫画 子ども 絵本 昆虫 2025.06.12 イソップ寓話の、もうひとつの物語――遠くのほうでなにかが動き落ち葉がばさっと舞い、気になって近づいてみると… 👉『キリギリスとアリ』連載記事一覧はこちら 【イチオシ記事】マッチングアプリで出会った男性と夜の11時に待ち合わせ。渡された紙コップを一気に飲み干してしまったところ、記憶がなくなり… 【注目記事】服も体も、真っ黒こげで病院に運ばれた私。「あれが奥さんです」と告げられた夫は、私が誰なのか判断がつかなかった
小説 『あら、50歳独身いいかも!』 【第3回】 武 きき 帰ろうとすると「ダメだ。もう僕の物だ」――キスで唇をふさがれ終電にも間に合わずそのまま… 【前回の記事を読む】10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…はぁ~とため息が出る。久しぶりに男の匂い。ゆっくりベッドを出て、シャワーへ。「涼真君、私帰るね。終電に間に合うから」「ダメだ! 帰らないで。泊まって!」「何言っているの! 着替えも無いし。帰る……」ベッドに引っ張られ涼真君の腕の中。「ダメ。明日休みだから買い物行って、映画も見よ…
小説 『青春悼歌』 【新連載】 行燈 省益 今思い返してみても、悲しみをこらえきれずに泣いたのは、人生でその時だけ、ただの一度きりであった 不覚にも、なぜか溢れ出る涙をどうする事も出来なかった。涙は、後から後から嗚咽と共にとめどもなく溢れてきた。プラットホームの薄汚れたベンチに座って、頭を抱え、目を真っ赤にしながら一人ぶざまに涙を流す僕の前を、何か奇異なものでも見るかの様に、どこか訝しげに通り過ぎていく乗客たちの眼差しさえ、あの時の自分には全くと言っていいほど気にはならなかった。今思い返してみても、悲しみをこらえきれずに泣いたのは、…