絵本・漫画 子ども 絵本 昆虫 2025.06.12 イソップ寓話の、もうひとつの物語――遠くのほうでなにかが動き落ち葉がばさっと舞い、気になって近づいてみると… キリギリスとアリ 【第1回】 つるまき ちひろ 君と出会って、僕は少し優しくなった この記事の連載一覧 これが現代版、『アリとキリギリス』。食べ物が無くなる冬の季節。アリは働き、キリギリスは休んでいたが……生き方が多様化した、今の時代に届けたい絵本。※本記事は、つるまき ちひろ氏の書籍『キリギリスとアリ』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 キリギリスとアリ
小説 『東京フェイクLove♡』 【第3回】 川田 レイ 「今度一緒に行きませんか?」施術後、ハイスぺイケメンセラピストからデートの誘い。こんな超年上の私を…? 【前回の記事を読む】下着を脱ぐことは考えてなかった…身体を重ねるような体位もあり、まるで恋人から受ける親密な密着マッサージだった。「パラダイスアロマの仕事が、本業なんですか?」「いいえ、大学院を卒業したばかりで、4月から都内の外資系IT企業にITエンジニアとして、就職する予定です」「はあ、凄い。大学院卒業の理系でITエンジニアさんになるんだ……」「はい。でもここも副業として、当分勤める予定ですの…
小説 『心ふたつ[人気連載ピックアップ]』 【第17回】 高田 知明 家族みんなで食事をするとき「おばちゃん」はいつも俺の横にいた。「おばちゃん」はただじっと俺を見ているだけだった... 【前回の記事を読む】山菜採りで崖から転落…爺ちゃんはこの事故で命を落とす運命だった?!「そしたら皆さん、和讃(わさん)やりましょか」そう言って、黒い着物を着た親戚のおばさんたち三人が祭壇前の最前列に陣取り、その中央の一人が、「唱え奉る三宝御和讃にー」と口火を切ると、三人が声を合わせて「こーこーろーのーやーみーをー、てーらーしーまーすー」と歌い上げ、鈴や鉦(かね)を鳴らしながら三宝御和讃という御詠…