【前回記事を読む】大手企業に入社したその時は勝者でした。が、その後うつ病で会社を辞めてフリーターになりました。まぁ敗者です。

はじめに

差異による軋轢を乗り越える視座として生物の観点から全てを見てみましょう。

この世の生物はみんな環境に適応します。自分と環境を上手く繋いだものが生き残ります。地球上生命体の生存原理です。我々は人間です。社会が我々にとっての環境です。その環境は一部のお偉いさんによって変えられてしまいます。そのたびに適応できますか? 無理です。テレビや動画配信で人生の勝利を説教している彼ら。

あの人達は「今の現実」に適応しています。でもそれだけです。環境が変われば彼らもただの人になります。

彼らに流されるのはやめましょう。無駄です。

彼らの成功には普遍性はありません。彼らからは離れましょう。

我々は生活を守りましょう。

定義します。

生活とは生存活動です。

生活とは、

①金

②健康

③人間関係

を使用して我々が実行する生存活動です。

人生とは生活の集合体です。生活を積み重ねた結果がその人の歴史です。

社会がどんなに変化しても関係ありません。生活が人生の全てです。生活を守るための手引きがこの本です。

生活を自分で守るための旅に出ましょう。

その第一歩をここでスタートしましょう。

人間とは生物です。

人生の目標はよりよい生存活動を行うことです。

正しい人生とは人間という生物の特徴に適した生活をすることです。正しい生存活動を実践することです。

シンプルです。簡単です。

人間は何故こんな簡単なことがわからないのでしょう。それは人間が人間に対して間違った認識をしているからです。

バスケットボールの選手になりたいのに、毎日相撲部屋に通いますか? 土俵で取っ組み合い、テッポウをうち、ちゃんこ鍋食って、昼寝する人間はいませんよね。

でも、こんなようなことをやっているのが現代人なんです。僕はそう気がついたんです。