【前回記事を読む】現代社会は「情報化」により「知ること」が容易となった。一方で、“とある感情”を増幅させてしまい…
第一章 脳内デトックスから始めよう
――革命とは初期設定の変換――
3 現代の3つの神
A 産業革命後の神は集団力
既存の宗教が流行らなくなったのは、人々の不安を解消できる力がないと判断されたからです。特に先進国では顕著です。機械化の進んだ先進国は、現代社会の上位グループです。ということは現代世界の最先端です。最先端を支配している全体情報が、いずれは世界の全てを包含する全体情報になります。全体情報は共有されて、共同幻想になります。みなが脳内に持つイメージであり、世界像です。
では、現代文明の共同幻想はなんでしょう。現代の共同幻想、神はズバリ三人います。それは、
①国家
②経済
③科学
です。この3つが神です。全体情報です。
五大宗教から、人類社会の全体情報のポジションチェンジが始まった時期は時間的に幅があります。
また地域や国によってタイムラグも大きいでしょう。しかし、大きな転換期はハッキリしています。それは産業革命です。
産業革命とは道具の進化に爆発点が来て稼ぎ方に大きな変化が起きたという意味です。
世界においての産業革命は18世紀後半にイギリスで起こりました。それまで人間の手で仕立てていた綿製品などが機械仕立てになり、人々の生活が劇的に変わりました。
例えると、アンパンを店で一個一個手作りで作っていたのが産業革命前。
道具が発達して機械化されて、製パン会社の製造工場でアンパンが大量生産されるようになったのが産業革命後です。
手作りのパン屋と違い工場で大量の人々が働きます。材料も沢山あります。
一回に動くお金も大金になります。
金、時間、人間の量が増えた分、緻密な計画、緻密なコミュニケーション、緻密な組織運営が必要になります。
全て言語や数値化の力が求められます。
産業の変革に対応できるように、学校での教育が強化されました。
ちなみに、我々の受ける教育の内容や期間は社会の上級者に都合のいいように計画されます。極端に言えば、権力者が使いやすい奴隷を作り上げる意図が常にあります。よりよい部品にするために常に方向づけられます。
いつの時代もそうです。家庭などで、親のエゴでやりたくもない習い事や勉強をさせられる子供がいますね。僕も色々とやらされました。あと時に親は子供の気持ちや現実を見ていません。
親が見ているのは、結果だけです。株に投資するように、勝手に時間と金を投資します。強制的に。そして、子供は投資リターンを求められます。親の欲望に届かない投資リターンだと親は怒ります。