【前回の記事を読む】「どうやって年下の男を?」「体で騙したのか?」同期の飲み会で質問の嵐! 退職、結婚、そして彼との新生活まであと少し…

第六章 会社退職

色々歩き回って、下着のブランドコーナーで見つけた。

「マグカップのペアみたいに、ピンクとグレーにしましょう」

「今日、着ようよ」

「ホームウエアは洗濯して着ましょう」

「分かった。しょうがない。今日は、裸で過ごそうな」

「ええ、原始人の様に、爽やかに過ごそう。そうじゃなくて、変態でしょう」

「いいじゃないかぁ~」

「嫌だ~。バスルームからドア、ドアからリビング迄行けないよ」

「何言っている。堂々と歩いて行けばいいでしょう」

「胸が、ボヨン、ボヨンだし、涼真さんだって、ぶらぶらでしょう?」

「えっ、何がぶらぶらなの?」

「は~い? 男は、一つでしょう」

「何?」

咳払いして

「あなたの大事なものヨ」

「美樹にとっては?」

「……大好きな物です」

「ハハハハハ。そうか、大好きか~」

「ああー、いじめだ~」何故か、いつもいじられる……私のドジな性格を知っている。やはり少し変態?

バスタオルや台拭き、どんぶり二個、夫婦茶碗とたくさん買った。

涼真さんは、

「パンツが欲しい。肌着も」と、どんどん増える買い物。

わぁ~、楽しい。ファイト!