この中で説明する用語では特にあまり定義に拘らず「修理」というポイントに沿って記していきたいと思います。
16.5 mm幅レールで走る16番、HO、1/80、1/87、OO 1/76スケールの車輛を“HOゲージ系”又は“HO系”、同様に9mm幅レールで走る1/150、1/160,1/87軽便などを“Nゲージ系”又は“N系”、45mm幅レールで走る1/18 ~ 1/32スケール、1番ゲージ車輛を“Gゲージ系”又は“G系”としてそして1/220 6mm ゲージ系を“Zゲージ”として説明していきますのでご了解ください。
昨今の模型はHOゲージおよびその相当品やN ゲージ、またGゲージ(1番ゲージ)Zゲージはとても精巧なプラスチック成型や金属成型で、且つ巧みに組み上げられているので、不具合の原因を調べるのに分解するには躊躇することも多いでしょう。
ここではそんな方たちをお手伝いできたら、少しでもお役に立てたらという趣旨でまとめてみました。更にウェザリング塗装したり、細密パーツを施したりとグレードアップされる方には物足りないかもしれません。
ここではまず「自分で直して購入したときの性能を復活させる」ことを念頭にしてまとめています。そうすることでモデラーご自身でも楽しみの範囲を少しでも広げるお手伝いに繋げられたらと思い、自分の成し得た範疇ではありますが紹介できたらと思います。
次回更新は6月3日(火)、18時の予定です。
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