登場人物

服部
この本の主人公。小規模多機能介護施設『日向ぼっこ』の女性管理者。看護師、介護福祉士、ケアマネージャーなどの資格を持っている。スタッフや利用者さんからお母さんのように慕われている。いつも忙しく動き回っているので、名前のように忍者と言われている。

タカシ先生
施設の利用者さんの健康管理をしている男性医師。服部と一緒に在宅の利用者さんを診るため往診に行く時もある。内科、外科、小児科などなんでも診られる総合内科医をめざして奮闘中。

大江
施設の男性ケアマネージャー、介護福祉士。利用者さんの介護計画を作成する仕事をしている。性格は優しいが、その優しさのために結果が裏目に出る事がある。施設では対応が困難な問題も多く、服部に励まされながら四苦八苦している。

上田    
10 女性准看護師。趣味は園芸。施設で時間があれば野菜を作っている。人が良すぎて純粋なため、よく傷つき陰で泣いている事も多い。人は良いが時々話が通じにくいところあり。

松田
介護福祉士。施設の男性リーダー。ビールの飲みすぎでメタボになっている。大江と施設の運営を巡ってよくバトルしている。服部の前ではおとなしく、返事も良い。率先して仕事をするようになれば、スタッフ達の信頼ももっと得られる未完の大器。


パートの女性ヘルパー。元気で明るい。返事は良いが、やらなければならない事をすぐ忘れてしまう事あり。服部の指導で介護の腕も上がっており、介護度の高い利用者さんにも対応できるようになっている。

中西
パートの女性ヘルパー。会社で総務をやってきたため、どうしても事務の事が気にかかる様子。介護の仕事は退職後初めての経験。やる気満々で意欲的に仕事に取り組んでいる。

中畑
80歳の男性送迎ドライバー。年を取っているが体力もあり、仕事をきちんとこなす頼りになる高齢者。よく利用者と間違えられる。

梅田
当直専門のアルバイト。介護福祉士。男性。高齢者には受けが良いが借金が多く返済のため当直ばかりしている。服部を母親のように慕っておりなんでも相談している。

その他従業員、利用者など多数