評論 詩 生きる 死 2025.05.14 【詩六篇】「人はうねりの中に生きる うねりとともに 共感 歓喜 雄叫び うねりから人生は生まれる 人は生きる」 戦争とゲームセンター ゲームにいそしむ若者達 戦争は生・死のみ 敵を殺さねば己が殺される ゲームセンター 想いのたけをぶつける 故郷・流れる雲 実戦とゲーム 時代を超える
小説 『あら、50歳独身いいかも!』 【第3回】 武 きき 帰ろうとすると「ダメだ。もう僕の物だ」――キスで唇をふさがれ終電にも間に合わずそのまま… 【前回の記事を読む】10歳年下の彼から突然の告白。戸惑いつつも相手を試すように口にした「私を○○○みる?」その言葉とは…はぁ~とため息が出る。久しぶりに男の匂い。ゆっくりベッドを出て、シャワーへ。「涼真君、私帰るね。終電に間に合うから」「ダメだ! 帰らないで。泊まって!」「何言っているの! 着替えも無いし。帰る……」ベッドに引っ張られ涼真君の腕の中。「ダメ。明日休みだから買い物行って、映画も見よ…
小説 『〈ひまわり探偵局番外編〉 ひまわり坂で待ってる』 【第4回】 濱岡 稔 芸術としての短編小説に執着したエドガー・アラン・ポーと、大衆のための長編小説を書き続けたディケンズ。二人は正反対のようで… 【前回記事を読む】わたしという存在は、モザイクみたいなものなのだ。たくさんのわたしがこの世界にいて、その刻一刻と変わる断片を寄せ集めて…「はい。ディケンズが明かさなかった事件の真相に答えを与えようという挑戦も、多くの論者によって試みられています。作中に『エドウィン・ドルードの謎』を取りこんだ創作上の試みも少なくありません。〝解決編のない未完のミステリイ〟というところにばかり読者の興味が集中してし…