いじめ発見を遅らせる先生の勝手な思い込み
つぎは、タカシくんの通った小学校の「基本認識」と「学校としての構え」です。
【基本認識】(教育活動全体を通じて、以下の認識に基づき、いじめの防止等に当たる。)
「いじめは、人間として絶対に許されない」
「いじめは、どの学校でも、どの子にも起こり得る」「いじめは、見ようと思って見ないと見つけにくい」
【学校としての構え】
〇「人と人との結びつき、つながりを大切にする〇〇小」をキーワードに、全ての教職員が共通理解のもと、「温かい心」で仲間と共に活動し磨き合って高まる子の育成をめざす。
〇「温かい心」を大切にするために、年2回実施する「温かい心の表彰」で全校のために継続的な善行のあった児童を表彰し、全校に広めていくと共に、「あったかい言葉かけ運動」にも取り組んでいく。
〇児童の心身の安全・安心を最優先に、毎月実施する児童へのアンケートや学期に1回実施する保護者へのアンケートを活用して、危機感をもって未然防止、早期発見・早期対応並びにいじめ問題への対処を行い、児童を守る。
〇全ての教職員が一致協力した組織的な指導体制により対応する。
〇「いじめは人間として絶対に許されない」という意識を、年1回実施する「ひびきあい集会」や教育活動全体を通じて、児童一人一人に徹底する。
〇「いじめをしない、させない、許さない学級・学校づくり」を進め、児童一人一人を大切にする教職員の意識や日常的な態度を醸成する。
〇いじめとは、児童等に対して、当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある他の児童等が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものを含む。)であって、当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているものをいう。
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