最後にラジオをつけます。人の声やさまざまな音で、寂しさや不安を和らげられれば、と考えました。

ラジオは正解だったと思います。最近、ワンコの分離不安を和らげるのにラジオを、という記事をインターネットで見かけたので。

夜、トウサン・カアサンが仕事から帰ると、クッキーの興奮は爆発します。

玄関のドアを開けた時点で、クッキーはもうケージの中でバタバタ。トウサンが飛んでいってケージのトビラを開ける。クッキーは弾丸のように飛び出して、まだ玄関のところでモタモタしているカアサンに跳びかかる。ボカボカと殴る。

走り戻ってまた跳び蹴り、ボカボカ、しっぽを振り千切りながら、息を荒げて何回でも何回でも。小さいとはいえ5kgの体重が突進する圧力は結構大変。身構えていないとふらついてしまう。

「いい子、いい子」「よし、よし」、彼女がクールダウンするまでのひとときのケアが、毎日のイベントでした。

パピー時代からの2年間は、彼女の精神的成長にとても大切な時間だったはずです。その大切な時間の大方をケージで一人で過ごさせてしまったことを、やむを得なかったとはいえ、本当にかわいそうだったと思っています。

彼女がとても神経質で臆病であること、人や他のワンちゃんにフレンドリーでないことは、寂しく不安に過ごした長時間の留守番と無関係でないのでは?

 

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