【前回の記事を読む】エビフライ定食が食べれなくても、サンタさんからおもちゃが貰えなくても、私たちは幸せでした

③ 妙子、小学生になる

小学校での様子を低学年と高学年に分けて文章を書きます。

まずは、小学校低学年の時の様子から書きます。

《特徴・性格》

こだわり

私は図工の授業が大好きでしたが、課題を時間内にやり遂げることができませんでした。学校では出来上がった作品を廊下や教室の後ろに展示していましたが、私の作品だけいつも途中半端な得体の知れない物ばかりが並んでいました。

理由は、粘土で好きな物を作るという課題が出された日に、出来上がり寸前でも自分が気に入らなければ一からやり直し、授業終了の時間までに間に合わなかったためでした。時間配分も気にせずにいたのでしょう。

また、小学校に上がってから高学年まで“3”という数字にこだわりがあり、廊下の壁を3回叩きながら歩くという癖がありました。それを何かのきっかけでできない状況になってもパニックなどは起こすことなく平気でした。

大人になった今でも、よく電子レンジを3秒前で止める癖があります。

小学校では体育館でその場でグルグル回って遊ぶことが好きでした。高学年になってもやっていて、それを誰かに中断されてもパニックになることはありませんでした。目が回って転んで頭を打ったこともありましたが、私にとっては楽しい遊びの1つでした。

冬になり空気が乾燥してよく唇にヒビが入ったり指先にささくれができたりすると、そちらの痛みに敏感になり物事に集中できませんでした。嫌でたまらないのは大人になってからも同じで常に絆創膏の補充を忘れないようにしています。