エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 保護犬 現代社会 注目連載ピックアップ 2025.02.09 【写真絵本】みんな卒業していったけど、ぼくにはまだお迎えが来ない。もう山には戻りたくないけど、甘えたこともないよ…。でもある日、ぼくにも… とらおさんと犬のお話[注目連載ピックアップ] 【最終回】 Kumpoo 演出家 宮本亞門さん、推薦! 「僕の愛犬ビートも捨てられた保護犬でした。 これ以上、悲しむ犬が増えないことを心から願っています」 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 犬と私たちは最高の友達。でも、そうもいかない場合もあります。飼えなくなった犬や、捨てられた犬もいるのです。これは、愛護団体として活動している「とらおさん」と犬たちのお話です。犬を愛するすべての人に贈る、保護犬の現実とあたたかい繋がりを描いた写真絵本。※本記事は、Kumpoo氏の書籍『とらおさんと犬のお話』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 とらおさんと犬のお話
小説 『虹色の魂』 【第7回】 青居 蒼空 「僕、おねしょしないし、お父さんの言うことも聞くから、お願いだから一緒にいてね」大粒の涙が僕の目から湧き出ると… 【前回の記事を読む】「お母さんは、もう少ししたら天国に行くんだ」父の言葉に戸惑いながら、冷たい母の手に触れていると突然感電したような衝撃が走り…なっちゃんが頭の下に置いてくれた水枕で、少し楽になった気がした。「光くん、痛いところはない?」心配そうに言いながら、冷たいタオルで僕の顔を優しく拭く。「うん、大丈夫」僕はうっすらと笑みを浮かべた。「お薬飲む前に何か食べないとね。おかゆ持ってくるね」そう言…
小説 『サイレントエース』 【第11回】 湯澤 明彦 「強豪仁成学園中に、池永という名の投手がいる」…その男は、僕が手にした池永メモを引き継ぐべき男だった。宿命の出会いだった。 【前回の記事を読む】1死一、三塁となって僕の出番が来た。特に力みはなく、我ながら冷静だった。観客席からは両親の声まで聞こえてきた続く2回戦、3回戦も順調に勝ち上がった。英児は4番でレフトを守り、残りの3投手を僕は池永メモから得たヒントでリードし続けた。打線も英児を軸に順調に得点を挙げ、2回戦は4対1、3回戦は5対3という内容で、地区のライバル、仁成学園中との試合を迎えることになった。私立仁成学園…