エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 保護犬 現代社会 注目連載ピックアップ 2025.02.09 【写真絵本】みんな卒業していったけど、ぼくにはまだお迎えが来ない。もう山には戻りたくないけど、甘えたこともないよ…。でもある日、ぼくにも… とらおさんと犬のお話[注目連載ピックアップ] 【最終回】 Kumpoo 演出家 宮本亞門さん、推薦! 「僕の愛犬ビートも捨てられた保護犬でした。 これ以上、悲しむ犬が増えないことを心から願っています」 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 犬と私たちは最高の友達。でも、そうもいかない場合もあります。飼えなくなった犬や、捨てられた犬もいるのです。これは、愛護団体として活動している「とらおさん」と犬たちのお話です。犬を愛するすべての人に贈る、保護犬の現実とあたたかい繋がりを描いた写真絵本。※本記事は、Kumpoo氏の書籍『とらおさんと犬のお話』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 とらおさんと犬のお話
エッセイ 『逆境のトリセツ[パラリンピック特集]』 【新連載】 谷口 正典,益村 泉月珠 右足を切断するしか、命をつなぐ方法はない。「代われるものなら母さんの足をあげたい」息子は、右足の切断を自ら決意した。 失うのは生命か右足か究極の選択まだ寒さが残る三月。午前二時。ピンポーン。「こんな時間に誰?」上着を羽織りながら玄関を開けた。そこに立っていたのは、背筋を伸ばした警察官だった。「正典さんのご家族の方ですか」「正典の母です。どうかしたんですか?」「正典さんが、国道二号線でトラックとの事故に遭いまして……」「え……、正典は無事ですか?」「現在、病院に搬送中です」動転した母は、兄と一緒に俺が運ばれた病院…
小説 『逆境』 【第4回】 NIKO.F 出所したばかりの俺に「妊娠したかも…」と泣く彼女。まだ17歳だが、駆け落ちしてでも働いて育てる覚悟を決めた。だが… 【前回の記事を読む】出所メシは、ケンタッキーと決めていた。大きなパーティーBOXを注文し、母の新車でむしゃぶりつき、一気食い。紗香は涙もろく、直ぐに泣く性格だった。勝也は笑顔で紗香を抱きしめた。紗香は、お母さんが出所祝いにご飯を作ってくれているからと、勝也を家に招いてくれた。紗香の家庭は在日韓国人。おばちゃんは料理が上手で、テーブルには韓国料理などご馳走だらけ。勝也は動けなくなるまで食べ続けた。…