ちなみにアライブは「Alive:生きる」と「Arrive:到着する」の二つの意味を意図しています。つまり、「生きて帰って(家に到着して)おいで」ということ。
玄関にはこの思いを風化させないため貼り紙を貼っています。
「今日が最期の日になるかもしれない」It might be your last day today
この出発時のハグは、家族の愛情を深め合うとても有効なアクションです。もともと、寝る前や、出発時にはハイタッチしていました。たとえ家族でも、寝る時と出発する時は、必ず別れが訪れます。
日常の別れを"応援"と"労い"の意図を込めて、スキンシップで表現する
これを習慣化していた我が家では、思春期を迎えた高一の長男でさえハグします。このアクションを導入した時、当時中学生だった長男が応じてくれるか心配でした。しかし、それは杞憂に終わりました。びっくりしたのは我々夫婦。本人はどう思っているか分かりませんが、「あ~、家族の愛情って伝わるもんだなぁ」と妻と二人でしみじみと感慨深い思いに浸りました。
ちなみにスキンシップは、幸せホルモン、愛情ホルモンとして知られているオキシトシンの分泌を促進する効果があると言われています。スキンシップにより、オキシトシンの量が増え、夫婦、親子間の愛情が深まる効果が期待出来ます。
ハグと、ハイタッチ。スキンシップとしては、ほんの数秒です。しかし、この数秒のアクションが家族としての愛情や本人達の自己受容感を満たしてくれると考えています。
ママとのスキンシップが足りないと思っているパパ。このアクションを機に、スキンシップの機会を増やしていきませんか。
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