2. 人との違い・良さを認め合う教育の重要性

2-6:自分に自信を持つ、ということ

よくみんな、「やればできるんだけどな」と言うけれど、その「やる」、つまり、アクションを起こすということがなかなか難しいのだと思う。そして何かを始めることがようやくできたとしても、それを「続ける」というのはさらに難しい。

三日坊主という言葉があるようにすぐに飽きてしまったり、あきらめて投げ出してしまったりすることが多々あると思う。

でも一度やり始めたことをわたしはちょっとやそっとじゃあきらめない。何の意味があるんだろうと、たまにそういう自分に嫌気がさすこともある。でも、それでも続けてみる。

と、そこからいろんなものが見えてくる。視野がグーンと広がる。続けていく中でできるようになったりいろんな出会いがあったりもする。たとえ、目標に到達できなかったとしても、その過程においてたくさんの大切な学びを、人生における糧を得られるということがこれまでの経験からわかってきた。

だから自分に自信を持ちたいと思った時、何か一つ、自分が「続けてみよう」と思うことを見つけてみてほしいなと思う。

壮大な目標を見つける必要なんてない。他人にどう思われるかとかそんなことは気にする必要はない。本当に単純なこと、例えば、毎朝六時に起きる! という目標でもいいと思う。それでも今までそれができていなかったとしたら、それを継続するためにはいろんな努力をする必要があると思う。

アラームをかける。せっかくだからテンションが上がるように、そのアラームを自分の好きな音楽にしよう。起きたら楽しみが待っていると起きるのが楽になるだろうか。だとしたら何か前の晩に冷蔵庫においしい飲み物を買って入れておこうか。

その飲み物を起きがけに飲めると思ってワクワクしながら眠りにつき朝アラームとともに起きてそれを飲む。毎朝六時に起きる! という目標を立てること、そしてそれを継続するためにいろんなことを考え、工夫し、実行することができるということがわかるでしょう。