絵本・漫画 児童書 絵本 エンタメ 2025.01.06 「やはりダメか......」今年は麦が取れない。それどころか、魚も動物もいない。飢饉を恐れた長老たちは...... 写真を拡大 写真を拡大 【前回の記事を読む】ぼくの名前はスバル。そしてぼくの相棒、エッグん。ぼくらはお腹がペコペコだったので、おうちに飛んで帰った! 【イチオシ記事】ホテルの出口から見知らぬ女と一緒に出てくる夫を目撃してしまう。悔しさがこみ上げる。許せない。裏切られた。離婚しよう。 【注目記事】「何だか足がおかしい。力が抜けて足の感覚がなくなっていくような気がする」急変する家族のかたち
エッセイ 『良子という女[注目連載ピックアップ]』 【第35回】 野村 よし 「開けてみると新札で50万入っていた。…はは、何を買うつもりやったんかなあ。」妻を亡くした友人が食器棚で見つけた紙袋は… 【前回の記事を読む】妻の冴えない表情が、私の心を重くしていた。今回私の悪い予感はすべて当たった。それを考えるとぞっとした。空気が冷たくなった。いよいよ冬の到来である。7時前に良子を訪ねた。今夜から食事が出たと言う。といっても勿論流動食である。「重湯」「いりこ味噌」「コンソメスープ」「オニオンスープ」とメニューにある。「全部は食べられなかった」と良子は言った。「絶対に無理せぬように。慎重に、慎重に…
小説 『愛[注目連載ピックアップ]』 【第8回】 高見 純代 「君は他の女性とは違う、大事にしたいんだ」——真剣なのは表情で分かった。でも彼の中で自分がどういう存在なのかは分からず… 【前回の記事を読む】父は、母が出て行ってからも私を思いやることはなかった。会話はなく、口を開けば「マッカーサーの野郎が…」と同じことばかり…月曜になり、私はまた『ココ』へ行った。やはり神矢は来ていた。「コスタリカコーヒーって、本当に香りがいいですね」私の鼻先に芳醇な香りが漂っていた。「本当に気に入ったんだね」 と神矢はうれしそうに笑った。「えぇ」「そうだ、君にプレゼントがあるんだ」と言って、神矢…