絵本・漫画 児童書 絵本 エンタメ 2024.11.17 ぼくの名前はスバル。そしてぼくの相棒、エッグん。ぼくらはお腹がペコペコだったので、おうちに飛んで帰った! エッグん 大いなる邂逅そして旅立ち 【第1回】 堀川 恭利 飛んで! 跳ねて! 戦う! この記事の連載一覧 次回の記事へ 最新 少年たちは、卵の妖精・エッグんとともに、村の危機を救うべく新世界へと旅に出る――※本記事は、堀川 恭利氏の書籍『エッグん 大いなる邂逅そして旅立ち』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 エッグん 大いなる邂逅そして旅立ち 写真を拡大 写真を拡大
小説 『魂業石』 【新連載】 内海 七綺 沼のような目でこちらを覗くおじさん…通り過ぎようとしたら、ランドセルにかけた給食袋を引っ張られ、後ろから口を塞がれた。 茜色の気配が透明な青を少しずつ蝕む帰り道だった。背の高いブロック塀に囲まれた脇道の暗く湿った闇から、男がじっとこちらを覗いている。瞬き一つしない、暗い沼のような目。変なおじさんだ、と雪子は思った。姦(かしま)しく笑っている亜弓(あゆみ)たちは男にまったく気づいていない。そのまま一緒に通り過ぎようとしたら、ランドセルにかけた給食袋をつかんで引っ張られ、後ろから口を塞がれた。叫ぶ暇もなかった。亜弓た…
小説 『新事記』 【新連載】 吉開 輝隆 朝、痛みと共に目を覚ますと老人がいるではないか。老人は唐突に「われは、伊弉諾(いざなぎ)の尊(みこと)であるぞ」と大声で言いだし...... 日本人に親しまれている年号は、現在では、ご承知のとおり、令和(れいわ)である。この令和という年号は、シナ文化を出典とする、これまでの例から外れて、日本文化を出典としている。すなわち、万葉集巻五(まんようしゅうまきご)「梅花の歌三十二首、併せて序」にある一文からである。その一文とは、漢文調では「時(とき)に、春の初(しょしゅん)令月(れいげつ)にして、気淑(きよ)く風和 (かぜやわ)らぎ……」、こ…