エッセイ 書道 詩画集 2024.12.06 【アート】「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」(林芙美子)他…書家による書芸術作品集 今を大切に 君の人生だよ[復刻連載] 【第4回】 青山 珪香 生きた言葉をあなたに届けたい この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 あらたな書芸術を模索しつづける書家からのメッセージ こんな時代だからこそ、ぬくもりのある言葉を――。70年近い書人生のなかで、「だれもが読めて心に響く書のものを」との思いから、多くを自作の文で制作してきた書家による作品集。※本記事は、青山珪香氏の書籍『今を大切に 君の人生だよ』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 今を大切に 君の人生だよ
エッセイ 『えつの大きなひとりごと。』 【第3回】 えつ 下校中、突然ぬかるんだ田んぼに突き落とされた……さっきまで笑顔で「一緒に帰ろ!」と言ってくれた彼女が、同じ人物とは思えず…… 【前回の記事を読む】おばあちゃんは、お化粧をして眠ったように綺麗だった。足袋を履かせる時、冷たくて重くて、硬くてまるで大きな人形みたいで…白いラインの入った黒のセーラー服の袖に腕を通して、結んだ白いリボンが胸元にふわりと揺れる。中学校は二つの小学校が合わさって7クラスもあったんだ。もちろん知った顔もあるけど、同じ制服に身を包んだ半数は知らない人。校則もありルールも増えたけど、私の世界はぐんと広が…
小説 『野島・夏島』 【第8回】 小川 賢 昭和16年12月8日、ラジオが真珠湾奇襲を告げた…開戦の1カ月前、外国人は次々と去り、横須賀軍港でも異変があった。 【前回の記事を読む】中尉の奥さんになる人ですかと聞かれた。「こんなきれいな方が奥さんになるなんて……」。違う、私は彼の……奈津は実家で叔母からその写真を見せてもらっていた。少しぎこちなく写っていたが、着物姿の端正な顔立ちの女(ひと)だった。「善通寺の商家の娘さんだって」「分かった。一度家に帰って両親と話し合うよ」貞義は納得したようだった。一時間程で面会は終わった。「寒川のやつ俺の従妹に関心があっ…