小説 詩 恋愛 2024.10.30 「詩集」ホロスより三篇 ただ意識を宇宙に放り出す 「どうぞ、カップの水を」 いや、待て、いらない 今私は私と向き合っている最中だ 悪いが後にしてくれ ッポンッ!…… 「かしこまりました……」 ……。 【前回の記事を読む】「詩集」ホロスより三篇 【イチオシ記事】老人ホーム、突然の倒産…取り残された老人たちの反応は… 【注目記事】見てはいけない写真だった。今まで見たことのない母の姿がパソコンの「ゴミ箱」の中に
小説 『おとこと女』 【新連載】 澤村 涼一 「最近何か面白い本、読みました?」…迷った結果“三島由紀夫”と答えたが、語りすぎた…数秒の沈黙の後、彼女は唐突に…… 「あっ、一ノ瀬(いちのせ)さん、最近何か面白い本、読まれました?」一ノ瀬が食堂で夕食前と夕食後の配薬の準備に取り掛かっていると、同じく食堂で夕食に向けた配茶の準備をしていた川名香澄(かわなかすみ)が声を掛けてきた。一ノ瀬はちょうど配薬の開始において既に食堂のそれぞれの席で待機している入居者の内、どの入居者を皮切りに配薬をスタートするか、ある程度開始の順番の目星を付けたところで、それ以外のそれぞれ…
小説 『不可解な恋[人気連載ピックアップ]』 【第4回】 夜久 珠姫 彼氏が「お見合いすることになった」と…しかも相手は社長令嬢。「断ろうとしたら泣かれて、社長にも頼まれてて…」と彼は言うが… 【前回の記事を読む】店長と不倫している同僚から留守電が…吐息混じりに「気が向いたらでいいから」と“ありえない提案”をされて、プツンと切れた。「お見合いを楽しみにしているって。だから、僕には好きな人がいるって言ったんだ。そうしたら泣き出して……」「はぁ。なだめてたのね」「そんなとこかな」どうしたもんだろう……。社長からお見合いを頼まれたのなら、俊雄さんも断り切れないのは理解できる。でも、でも……私…