第一部 チャレンジド人生
第二章 結婚64周年記念を迎えた妻とのこれまで
妻にかかる私の印象・感想
妻には私にはない持ち味があり、“しっかり者”。生きていくうえでの“知恵”を備えている、かけがえのない存在であることを改めて認識した次第です。
孫たちが綴るおばあちゃんとのエピソード
二○二二年は妻との結婚64周年記念の年にあたり、妻は私と離れてグループホームにいるが、元気で穏やかに過ごしている。“おばあちゃんの第二の人生のスタートの年(おじいちゃんにとっては、第四の人生のスタート年)”として孫たちから想い出・エピソードが届きました。
娘一家は、私の前の一軒家(49年間住んだ御殿山の家)から、車で数分の高台マンションに住んでおり、娘方の孫たち(男3人、それぞれ4歳違いで二○二二年現在33/29/25歳に)は幼少のころから、我が家によく出入りしていました。
妻は、いつも孫たちの成長を喜びながら、特に食べるほうに気をつかっていましたので、孫たちの想い出・エピソードも食にまつわるものが多いようです。
3冊目の本は、二人の新たな人生のスタートの記念号として、私からの『60数年ぶりのラブレター』とともに、孫たちの妻にまつわる話、エピソードなどをいっぱい織り込みたいと思って孫たちに持ちかけました。
孫たちは、みな“おばあちゃんはとにかく面白い。いつも温かく迎えてくれ、また、おじいちゃんとのコント? (笑)面白い会話は、二人の仲の良さがいつも伝わってるよ! 俺らが横でニコニコしてる姿を見るのが幸せなんだろなあ”(笑)と想い出話を綴ってくれました。
そのような孫たちの物語を、これからの『60数年ぶりのラブレター』の中にも“こうだったね”と引用する形で、妻にニコニコ微笑んでもらえるようにしたいもの、と願っています。
ラブレターはグループホームのスタッフの方に読んで聞かせていただいていますが、スタッフや管理者の方からは、“いつも楽しみにされていて、眼を見開いて、うなずきながら聴いておられます”と連絡いただいております。