出会いは突然に 2007年4月25日クッキー0才2か月

クッキーとの出会いは、2007年4月日(金)夜、インターネットのページ上でした。その少し前に、マンションの管理規約が改正され、ペット飼育が解禁となっていたのです。

待ちに待ったワンコが来る!! 犬種は、フレンドリーで人に慣れやすい、毛が抜けにくい、頭がよくしつけやすい等の情報から、トイプードルに決めていました。

ただ、子犬を飼った当初は、新しい環境になじませるために、少なくとも10日ぐらいは一緒にいてあげることが必要と聞いていましたので、当時サラリーマンだった私たちは、まとまった休みが取れる5月の連休を外すわけにはいきませんでした。

連休までは少し早いけれど、その夜、初めて近くのペットショップのホームページにアクセスしました。ホームページには、お店にいる子犬や子猫たちの短い動画と簡単な紹介記事が掲載されています。その動画を見ていくと、中に1匹だけ、しっぽを振りながら動き回るトイプードルがいたのです。

ああ、この子はきっと明るくてフレンドリー! しかも、希望していた淡い茶色の毛並みの女の子。「今日お店に出ました」というコメントがついていました。

ほんとに短い動画でしたが、即決! この子に会いに行かなきゃ! 翌土曜日は所用でお店には行けず、日曜日、「まだいますように」と念じながらペットショップに向かいました。3段重ねのケージの中に本当に可愛い子犬と子猫たちが動いていて、周りをお客さんたちが囲んでいました。

でも、カアサンのターゲットはすぐにわかりました。まぎれもなく、しっぽをフリフリしていたのです。スタッフが抱かせてくださって、クッキー(もう決めていました)は、もうカアサンのもの!!

ところが、トッ……、トッ……、トッ・トッ・トッ、トッ……、そこに、4、5才の坊やが登場。カアサンに抱かれたクッキーを睨みながら、「僕もほしいー、ほしいー」「トイプードルでなきゃヤダーッ!」などと、お母さんに訴え始めたのです。

カアサンはといえば、クッキーをグッと抱きしめて、この強力なライバルに負けまいと、顔で笑って内心緊張(エッ? おばさん、この間から決めてるのよー!)。

お母さんが「5月になったらね」などとなだめると、べそをかきつつも、坊やは我慢してくれました。

かくして、我が家のクッキーに決定! クッキーをスタッフにお返しするとき、カアサンに爪でギュッとしがみついてきたことにも胸キュン。クッキーにそっくりな小さなぬいぐるみのおもちゃをあげて、連休の始まりまで、2週間ほど、お店で預かっていただくことにしました。

そして、連休が始まる前日4月27日の夜、ワクワクとしながら、クッキーを迎えました。2月25日生まれ、ちょうど2か月、700gくらい、両手に乗る大きさでした。彼女のしっぽ振り振りはホンモノでした。いつも、いつでも、嬉しいときも、怒ったときも、しっぽを振りまくっています。

 

 

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