「こういうときこそ、母親は動じないで、子どもを信じてあげなさいね。親も一緒に成長していくと思うんだよね」

「私、頑張れそうな気になってきた。おばさん、ありがとう!」物陰で聞いていた私は、そーっと家の中に入りました。

店に戻った母は、良一くんの話は一切しませんでした。こうした口の堅さも、母親たちのよき相談相手の理由の一つなのでしょう。

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