第1章 ツアー計画
01 2020年6月6日キックオフ
とにもかくにもメンバーが集まったことから、先ずは顔合わせから開始だ。参加メンバーから申し込み時に、氏名、年齢、生年月日、住所、携帯電話番号、LINEのID、さらにPCのメールアドレスを伺った。
通常の連絡は携帯電話のLINEに通知し、容量が多い情報を伝達するときにはPCメールに送信したうえで、LINEにPCメールを見るよう促す方式とした。この方式は目論見通りうまくいった。
ただし、参加予定者でもPCを持っていない人が若干おり、この対応は少し厄介ではあったが、LINEで送れない情報は印刷して手渡さざるを得なかった。
次に、会場探しである。十数名が参集できるような会場が必要である。貸し会議室を探したところ、市の施設で30~40名が収容可能な貸し会議室が結構沢山あることを知り、しかも使用料は安価だった。
そこで、浜松市内居住者が大半ではあるが、県内でも少し遠くからの来場者もいたことから、中心部で、かつ誰でも理解しやすい場所を選んだ。
また、これらの会場では、プロジェクター、スクリーンやホワイトボードなどもレンタルしてくれることから、今後の利便性を考えて一つの会場を選択した。そのうえでいよいよミーティングの日程調整である。
第1回目は、LINEを駆使して皆が参集可能な日時を設定することができた。細かい話だが、ミーティング時にはペットボトルのお茶と何かちょっとつまむものが必要かと気を利かせ、小さなプリンを用意した。
しかし、意外にもプリンは持ち帰る人が大多数だったので、2回目以降にはペットボトルのお茶のみとした。また、会場費を含めミーティング参加費はワンコイン(500円)として、必要な経費支払い後の余剰金は、今後に予定される食事会用にプールすることにした。
第1回2020年6月6日
第1回のミーティングは、午後1時から2時間程度の予定で開催の運びとなった。参加者は12名で、欠席者は1名だった。
ここでは、筆者が司会をして、今後に向けて顔の見える関係を築くため、先ずはメンバー全員で自己紹介と、海外旅行の経験談、そしてこのツアーに期待することなどを語りあった。その後、筆者から、
❶ このツアーを思い立った理由
❷ キャンピングカーの旅ということから、協調性こそが重要だという話
❸ 基本的には自己責任による自己完結型のツアーであることを第一にご承知いただきたいこと
❹ 米国のキャンピングカーの解説等々をお伝えして、参考に2017年にキャンピングカーで行った「ヨセミテ国立公園周遊ツアー」のビデオムービーをプロジェクターに投影して観てもらった。なお、この会の原則的な運営方針についても、筆者からお伝えし、理解を求めた。