エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 動物 現代社会 2023.08.08 【絵本】乱暴なお風呂のあと、生乾きでケージに戻されて…「そこで待っていなさい」 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし 【第9回】 珠生 満ちる 「華ちゃん」という名前で呼ばれるまでの物語 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 日本中、世界中にたくさんの動物の命がある。厳しい環境で命を奪われてしまう動物もいれば、とても恵まれた環境で命を全うする動物もいる。そんな命の差をどうすべきなのか。動物の命について考えるきっかけになる、華ちゃんのおはなし。※本記事は、珠生満ちる氏の書籍『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし
エッセイ 『ねぇねぇみかどのおばさん』 【第3回】 六谷 陽子 不良とつるみ始めた近所の男の子…。駄菓子屋のおかみが決行したのは「えこひいき」作戦!? 一 みかどを閉店します富山の片田舎から下町に嫁いだ頃は、母も人間関係で苦労したようです。当時は、各家庭には水道は通っておらず、共同水道を十世帯くらいで使っていたのです。そこに行けば、他の誰かが必ずいます。特に水を使う時間帯は同じだから、会わずにすませる、というわけにはいかなかったようです。年配のおばさんたちは、個性的で嫌味を言う人もいれば、優しい人もいます。年配らの会話を笑いに変えて楽しむ若妻も…
小説 『哀瞳のレムリア』 【第3回】 岩下 光由記 日本が好きなフィリピン人の友人。「日本は昔酷いことをしたのに…どうして?」と尋ねると… その日の仕事を終え家に戻り、電気をつけて、「ふー」と息を吐いて部屋に帰った亜美は、冷えたレモンサワーを飲みながら、ニュースを流していた。「飯田橋の交差点で、乗用車が信号待ちをしている人へ突っ込む事故があり、三人の方が重軽傷、一人が死亡しました……ケガの三人は病院へ搬送され治療中ですが、命に別状はないようです。亡くなられたのは65歳の男性、会社役員のコイズミさんとわかりました」「えっ? やだ、うそ…