エッセイ 小説 絵本・漫画 絵本 動物 現代社会 2023.07.19 【絵本】「食べさせると大きくなるから、エサはあげなくていいだろう」 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし 【第8回】 珠生 満ちる 「華ちゃん」という名前で呼ばれるまでの物語 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 日本中、世界中にたくさんの動物の命がある。厳しい環境で命を奪われてしまう動物もいれば、とても恵まれた環境で命を全うする動物もいる。そんな命の差をどうすべきなのか。動物の命について考えるきっかけになる、華ちゃんのおはなし。※本記事は、珠生満ちる氏の書籍『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 繁殖犬になった華ちゃんのおはなし
小説 『春のピエタ』 【第18回】 村田 歩 私の妹は、5年前に殺された。高校二年生だった。自宅のすぐ傍で車の中に引きずり込まれて、河川敷まで連れて行かれ… 「早い時間ならお客さんはいないと思ってたのに、本当にすみません」「ああ、いいのよ。若旦那は特別なの。昼の三時には仕事終わっちゃう人だから。それにわたしのお客じゃないしね」意外に屈託のない話し方であたしに座るように促すと、自分も隣に座り、長い手を伸ばした。「ちょっと、あそこの神林さんのバランタインで一杯作って」バーテンの男性に命令する。こういうお店は経営者の次に偉いのはホステスさんなのだろうか。佳…
小説 『迷いながら揺れ動く女のこころ[人気連載ピックアップ]』 【第6回】 松村 勝正 「誰、どうして」…壁一つ隔てた夫の部屋から、かすかに女性の声が聞こえた夜。 【前回の記事を読む】入浴介助中、ラグビーで鍛えたご主人の胸厚の体を擦るのは、異性に接する楽しみの一つだった。――奥様に対して敵対心はないが…結婚を意識した時、悠真さんから「自由に趣味に生きてください」と言われ、マザコンの健吾と別れ一人で生きてゆくと一度は決めたはずだったが、シンデレラ姫のような世界に盲目の内に引き込まれて、ここに自分がいることに違和感を覚えつつ悶々としていた時、美代子は急に花帆に…