私が実践している免疫力向上の施術法

・扁桃七穴の置鍼

・胃経の三点処置(単刺)と施灸

・T細胞活性化の為に、()(がい)膏肓(こうこう)脊中(せきちゅう)の単刺

・ 肺経と肝経の強化と、()(けつ)処置で、左尺沢と左中封と左大巨に置鍼して、恥骨結合と恥骨陵への単刺(但し肝経又は肺経に虚証がある場合には虚証を消す処置をします)

・副腎機能向上で、兪府と照海と築賓の置鍼

・リンパ循環改善で、漏谷と箕門(きもん)と水分の置鍼

・ 冷えを取り、手足末端の血流を改善するのに、湧泉と裏内庭と三陰交とネーブル点(松本式)の施灸

・体力維持向上に、肝兪と脾兪と腎兪の施灸(胃の六つ灸)

*自宅療法として、次の諸項目を、お勧めします。

・足三里と三陰交とネーブル点の温灸施灸

・青竹踏みの励行による、胃経と腎経と脾経の強化

・番茶の出がらしに少々の塩を入れてのうがいの励行(塩分3%の生理食塩水)

・塩入番茶の出がらしで、舌下を洗って扁桃機能を高める(液を含んだ口を閉じたまま、舌を上下左右に動かし舌を洗う)

・免疫細胞は、睡眠中に作られるので、7~8時間の睡眠を心がける(90分サイクルで訪れるノンレム睡眠を3回以上確保する為)

・常時、免疫細胞の70~80%が蓄えられている、小腸粘膜が活動しやすくする為に、臍周辺(臍は小腸の中心にある)を冷やさないように心がける(打ち抜きの灸の代用として、ホカロンやホットパックを、臍と仙骨に同時に当てると、手っ取り早く小腸を整える事ができます)。就寝中の腹巻きも有効。

・免疫細胞は、笑う事で活性化するので、努めて笑う事(作り笑いでもよい)

・歯周病は免疫力を妨げるので、口内環境に留意し、プラークコントロールをする

・激しい運動は免疫力を低下させるので、ゆっくり運動を心がける

・病原となる異物の貪食作用を高める為に、季節毎の露地物の緑黄色野菜を摂る

・第二の心臓ともいわれる左足ふくらはぎと、第二の肝臓ともいわれる右足ふくらはぎを自分でよくマッサージをして、就寝時にはレッグウォーマーを装着する