憂きことも悲しきこともなきままに雪積む夜をひとり醒めいる

 

喜びも悲しみもなき今日であり蒼穹の涯に夕陽落ち行く

 

独り居の淋しさ辛さ語りくる電話いつしか夕暮れとなる