短歌集 命の極み
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2020年7月17日
ISBN 9784344928916
判型 4-6
・
116ページ
価格1,000円+税
91才の被爆者が詠んだ
原爆の悲惨さが生々しく心に突き刺さる
「原爆の短歌を詠むことは、心が散り散りに傷んで苦しい作業です。それでも死ぬ前に戦争の愚かしさ、原爆の悲惨さを伝え続けなければならない。それが私の使命です」――91才、癌、甲状腺機能低下症。そしてヒロシマの被爆者。平和への強い願い、二度とこのような悲劇を繰り返してはならないという自戒を芽生えさせる短歌の数々。時折織り込まれた現代日本に対する痛烈な批判性は、日本人一人ひとりが自覚しなければならない教訓や戒めを与えてくれる。今、この瞬間、私たちが安寧に生きていられる理由と意味を問いかける一冊。
目次
- 第一章
- 今
- 第二章
- むかし
- B29
- 従姉二人
- 丸坊主
- 第三章
- 特攻隊の少年兵
- 敗戦の日
- 未来へ
- 伝えたいこと(講演会)
- あとがき