睡蓮が手招きしてるモネの庭

徳島県鳴門市の“大塚国際美術館”で陶板原寸大再現のモネの『大睡蓮』を見てからここ“北川村「モネの庭」マルモッタン”へ来ました。モネが咲かせたいと願い続けた「青い睡蓮」は本場、フランスのジヴェルニーでは咲かせる事ができなかったとの事。ここでは見事に開花。爽やかな透き通るような青色でした。

モネの絵に溶け込み、ジヴェルニーの“モネの庭”に佇んでいるようでした。

高知県安芸郡北川村 “北川村 「モネの庭」 マルモッタン”

2017.5.21

昆布干しオドリコ草に海風が

山野草のオドリコ草。その名の由来は、花の形が笠をかぶって踊る人の姿に似ているからだとか。でも近年、見かける事が少なくなりました。

佐渡島二ツ亀から大野亀までトビシマカンゾウを見に行くハイキングの途中、海岸の岩場にオドリコ草が咲いていました。

その横の砂浜では島の人々が昆布を干していました。オドリコ草は海風を受けながら、踊りながら人々を応援しているかのようでした。

毎年、我家にオドリコ草が咲くと、佐渡に思いを馳せています。

新潟県佐渡市 佐渡島

2011.5.29

百合の花歩かなくても気高くて

徳川家康が名付けた古刹“可睡斎”に隣接している“可睡ゆりの園”。三万坪の山に世界から集めた百五十品種二百万輪の百合が咲き競っています。

なだらかな小山に向かって歩いているような百合の姿は誠に壮観です。園内の散策路は人の背丈の半分程の百合がすきまなく植わっていて、先が見通せない程です。「歩く姿は百合の花」のように美しく歩くのは無理でした。

むせ返るような百合の香りに酔いました。

静岡県袋井市 “可睡ゆりの園”

2002.6.8