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海外編 春

山肌にポインセチアの赤燃ゆる

海抜三千九百五十二メートルの新高山(玉山)に昇る朝日を見るため、嘉義から阿里山行きの森林鉄道に乗りました。

びんろう樹の林や潅木(かんぼく)の間にちらちら赤いものが見えました。

目をこらすとポインセチアでした。人の背丈程の木に大きな花ではなく苞ですが見事に咲いて、クリスマスの鉢植えの花が所変われば、こんなに立派になるのかと驚きました。

新高山からの御来光七時九分は、又格別でした。

台湾 嘉義~阿里山  1998.2.9

山肌にポインセチアの赤燃ゆる

ナイル川の上流のアスワンで帆かけ船ファルーカに乗り、川を漂いました。ナイル川の水かさを測るナイロメーター等をのんびり見ていると、現地の子供達が小舟で手作りの工芸品やデーツ(なつめ椰子)等を売りにきます。

デーツは家で食べるより現地で食べたほうがだんぜん美味でした。でもツタンカーメンのお墓から出てきた紫色のエンドウ豆を栽培して食べています。これもまた、ファラオを偲んでいただくと、おいしいのです。不思議に。

エジプト アスワン  2001.2.10