海外編 春
シャクナゲの段々畑驢馬と行く
ポカラで出迎えてくださったのは人の良さそうなシェルパーさん達。
ポカラからルムレ、さらにその奥のヒマラヤ山麓のフェディまでのトレッキングに出発。自分の持ち物は、背中に小さなリュック一つだけ。テント、炊飯道具、食材等は皆シェルパーさん達が担いでくれる大名旅行です。
地元の人が驢馬で生活物資を運ぶ段々畑のシャクナゲ咲く道を通りました。細い生活道を導くシャクナゲが朝日に輝いていました。
ネパール ルムレからフェディまで 1999.3.19
山深き杏油の香り良し
インダス川の上流フンザ川を遡った所にある小さな村フンザ地区のグルミット。
アレキサンダー大王が遠征した時の末裔も暮らしているとか。
古来より不老長寿の里として知られています。道端で杏油を売っているお年寄りもすこぶる元気。ビン詰めの杏油を「くださいな」と言うと漏れないように丁寧にセロハンテープでぐるぐる巻きにしてくれました。
杏油でこしらえた目玉焼きはとても良い香りでした。
パキスタン フンザ地区のグルミット村 2000.3.27
杏咲く桃源郷に香りたつ
イスラマバードの近くのラーワルピンディーから途中、チラスで一泊してフンザまでのカラコルムハイウェイ七百二十七キロを走る山岳ビュー満喫のドライブに出発。
最高の青空を背景に標高八千百二十五メートルのナンガパルバットが、七千メートル級のヒマラヤ、カラコルム、ヒンズークシ三つの山脈が、車窓に次々現われます。
インダス川の岸に咲く杏の花は行きは蕾だったのに帰りには見事に満開。まさに桃源郷でした。
パキスタン カラコルムハイウェイ ラーワルピンディー~フンザ 2000.3.26 杏蕾 3.28 杏満開