俳句・短歌 四季 2022.09.03 歌集「漣の夢」より3首 歌集 漣の夢 【第117回】 上條 草雨 中国江蘇省・無錫に留学し、その地の美麗さに心奪われた著者が詠み続けた、珠玉の短歌二一〇〇首と三九首の漢語短歌を連載にてお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 強風に柳と葦が揺れ動き夕陽に蜻蛉照らされて舞う 不如帰ほととぎす朝の窓辺で鳴いて言う理想の夢が叶うといいね 積乱の綿雲浮かぶ夏風情そよ風熱く木きの葉揺らめく
小説 『落花流水のように 巡り合い、惹かれ合う男女が織りなす愛のゆくえ[注目連載ピックアップ]』 【第19回】 ラヴ KISS MY,ラヴKISS MY 妊娠8ヵ月の妻が倒れて意識不明…夫が長期休暇をとってホテル生活をしていた最中だった。今後妻の意識は… 【前回の記事を読む】「ごめん。しばらくホテルから仕事に行く」妊娠中の妻と元カノの間で揺れる気持ちを確かめる夫。しかしその頃には妻は…「こちらに緊急搬送された南條沙優の夫ですが、沙優は大丈夫でしょうか」「しばらくお待ちください、担当医を呼び出しますので、そちらでお待ちください」沙優の身に大変なことが起こっていようとは、この時は想像もつかなかった。しばらくして、担当医の先生が俺の元にやってきた。「南…
小説 『訳アリな私でも、愛してくれますか』 【第47回】 十束 千鶴 帰ろうとすると「あと1回」と唇を奪われ…身体全体が熱くなるのがわかる。初めての感覚を、目を閉じてただ享受した。 【前回の記事を読む】そんな顔、するんだ――ライブ中、隣の彼と目が合った。私、この人のこと好きかも……今まで感じたことのない気持ちで、心が満たされる。そのせいで変なことを口走っているのはわかるが、それよりも全身で感じられる秋斗の体温が恋しかった。「好きかもって、思ってくれた?」「……うん」「まだ、『かも』って感じ?」「……ううん。好き、だよ」おそるおそるその背中に手を回す。こんな事自体が初めてで、…