雲間見え朝子供等の声がする 時折流る木立の車窓

相見え古都西安で紡ぐ愛 掛け替えの無い親交共に

見返りの友は笑顔で空港に 安らぎの愛再会誓う
50代のある日気がついた。目に映るものはどれも故郷を重ねて見ていたことに。
そう思うと途端に心が軽くなり、何ものにも縛られない自由な歌が生まれてきた。
たとえ暮らす土地が東京から中国・無錫へと移り変わり、刻々と過ぎゆく時間に日々追い立てられたとしても、温かい友人と美しい自然への憧憬の気持ちを自由に歌うことは少しも変わらない。
6年間毎日感謝の念を捧げながら、詠み続けた心のスケッチ集を連載でお届けします。
雲間見え朝子供等の声がする 時折流る木立の車窓
相見え古都西安で紡ぐ愛 掛け替えの無い親交共に
見返りの友は笑顔で空港に 安らぎの愛再会誓う