除霊堂奇譚

吉田 開
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2022年8月31日
判型 電子書籍のみ
価格1,320円+税
一郎は生まれつきの霊媒体質であった。自らの除霊力を生かして霊障に苦しめられる人々の力になりたい。そう考えた一郎は、「除霊堂」と名乗って、地元函館で除霊・運命鑑定の事務所を始めた。夜歩く人形、武士の怨霊、殺戮の九尾の狐……。除霊堂は日々寄せられる相談に応え、不可思議な問題の解決に挑んでいく。
目次
  1. 序章 三人寄れば地獄行き
  2. 夜歩く人形
  3. 武士の怨霊
  4. 踏まれた神
  5. 愛の行方(ゆくえ)
  6. 顔が三つある死霊
  7. 悲しい女神
  8. 巫女(みこ)の末裔(まつえい)
  9. エンゼルさんをした少女たち
  10. 呪いの家と霊能者
  11. 決戦! 陰陽師
  12. 孔雀明王使い・龍我
  13. バリ島の呪術師
  14. 殺戮(さつりく)の九尾の狐

掲載記事

著者詳細

吉田 開
昭和三十一年北海道函館市生まれ。昭和五十四年東北学院大学経済学部経済学科卒業。
三十代のときに弘法大師より霊能力・除霊力を授かり、以来八十件ほどの除霊を行っている。また、占い(運命鑑定)もおこなっており、その数は四、五百件ほど。除霊師・運命鑑定師・調理師。趣味は囲碁と懐メロ。酒好き。除霊堂奇譚は処女作。