残滓

水無 飛沫
出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
発行年月:2021年12月28日
価格1,100円+税
「私と結ばれたいのだろう? さぁ、お前さんが望むように愛し合おうではないか」 かつて山奥に祀られていた神と、病に冒され孤独に生きる人間。 死を待つふたりが迎える結末は――。 表題作「残滓」ほか、怪しくも美しい11篇を収録
目次
  1. 天気雨
  2. 蛇恋
  3. 孤蝶
  4. 太陽と鳥と
  5. 真夏の雪女
  6. あさきゆめみし
  7. 雉恋
  8. 黒無垢
  9. 館 前編
  10. 館 後編
  11. 残滓

掲載記事

著者詳細

水無 飛沫
明治大学文学部を卒業。 Webやイベントなどで小説の発表をしつつ、脚本の提供などを行う。 学生時代より各国の神話や海外文学を好んで読む。 民話に興味があり、各地方をフィールドワークしながら図書館に入り浸ることもしばしば。 異類婚姻譚など、幻想的な題材を情緒豊かに表現することを得意とする。