進駐軍大学会館の裏から松の木の間を上って進駐軍の道を通って下ると、直ぐに阪急宝塚線蛍池ほたるがいけ駅に着きます。食糧事情が悪い頃で、野菜などを手に入れるために大学会館の奥さんたちは蛍池の農家に買い出しに行っていました。一郎も買い物について行ったことがあったのです。あるとき、進駐軍の住宅地の周りには、鉄条網の柵が作られました。「何でも、進駐軍の家に泥棒が入ったらしいわよ」と母の春子さんが噂を聞き話…
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小説『カラスと少年 ―愛しき11種の動物とのふれあい物語-』【第3回】飯塚 舜介
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