【前回の記事を読む】白銀に輝くオオカミ…その背後から十歳くらいの子どもが現れた。白い肌に白い髪、そして特徴的にとがった耳。エルフだ。「うん、そうか。大丈夫だよ。ありがとう」その言葉に安心したのか、小鳥は、リリーの目の前に飛んでくると、きゅっと目を閉じました。「手袋を、森の入り口から持ってきちゃったんだって。『ごめんなさい』って言ってる」パールが、小鳥の伝えたいことを教えてくれます。リリーは、驚き…
少女の記事一覧
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小説『春を呼ぶ少女』【第8回】桜小路 いをり
女の子の赤い手袋を森の入り口から持ってきてしまった小鳥。でもその小鳥が手袋をもってきたのにはある理由があり…
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小説『春を呼ぶ少女』【第7回】桜小路 いをり
白銀に輝くオオカミ…その背後から十歳くらいの子どもが現れた。白い肌に白い髪、そして特徴的にとがった耳。エルフだ。
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小説『春を呼ぶ少女』【第6回】桜小路 いをり
「落としちゃったの…お母さんが編んでくれたのに」―森の入り口に小さな人影。 近づくと、そこにいたのは女の子で…
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小説『春を呼ぶ少女』【第5回】桜小路 いをり
美しい衣装を身にまとった「春を呼ぶ少女」リリー。愛馬フルールとともに村の家々をひとつひとつ回り春を呼ぶ
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小説『春を呼ぶ少女』【第4回】桜小路 いをり
本当は、この日が来るのがほんの少しだけ怖い。春を呼ぶ仕事を終え、村が春を迎えてしまったら、「春を呼ぶ少女」としての私は…
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小説『春を呼ぶ少女』【第3回】桜小路 いをり
フルールに乗って走っているときだけは、心に絡みつく重苦しい想いが遠くに行ってしまうような、晴れやかな気持ちになれた
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小説『春を呼ぶ少女』【第2回】桜小路 いをり
母に代わって役目を果たす彼女を、村の人々は「春を呼ぶ少女」と呼んだ
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小説『春を呼ぶ少女』【新連載】桜小路 いをり
少女が亡くなった母親から受け継いだある力。そしてこの村に伝わる物語とは?