当時は天智天皇の治世であるが、防衛のため九州に水城(みずき)を設置し、対馬など六か所に山城をつくり、対馬など三か所に防人を置いた。"敵"を瀬戸内海に引き入れて迎え撃つつもりだったのだろう。そのため都を内陸の近江大津宮に移している(六六七年)。慌てながらも真剣に対応している。新羅はその後朝鮮半島を統一しているので、唐と新羅の圧力を感じての日々であったと思われる。遣唐使も中断される。目を国内に転じる…
天皇の記事一覧
タグ「天皇」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第5回】田中 善積
蘇我氏の“横暴”? その実態は、血生臭い事件の数々…天皇の暗殺、一族(十人)殺害事件。宿敵物部氏と宮家を滅ぼして…
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第4回】田中 善積
663年、日本が朝鮮半島への足掛かりを失うに至った『白村江の戦い』死者は3万人、現在の人口に換算すると約60万人になる
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第3回】田中 善積
江戸時代までの多様な文化と芸術は、『古事記』に支えられていた!?権力のためではない、日本の未来を考えた天皇の想いは…
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【第2回】田中 善積
日本の四方は荒海で囲まれているため、国内のことだけを考えれば良いことを天武天皇は何かの拍子に気付いたのであろう。
-
歴史・地理『誰も知らない本当の『古事記』と日本のかたち』【新連載】田中 善積
『古事記』を正しく読み解く上で大事なこととは? 中心人物である天武天皇が置かれた状況や立場、当時の日本の歴史的、地政学的な状況を調べ心情を捉えながら紐解いていく