【前回の記事を読む】次女の妊娠中に医大への受験勉強。まずは公文式の通信教育で中学の数学から始めた。切迫早産で入院中も毎日ベッドの上で……ある日、妹から連絡が入った。「お母さんが入院した」当時母と2人で暮らしていた妹によると、どうやら母の乳癌は進行しているらしかった。だから手術しろって言ったのに。そんなこと言ってももう仕方がない。私は孫を見せてあげなくてはならないような気になり、そしてそのような状…
医療従事者の記事一覧
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【最終回】河原 風子
絶縁していた母の入院。残りの時間が少ない母のために私は毎週病院に通い続けた。これが生まれて初めての親孝行だった
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エッセイ『医療者のことばの持つ力』【第14回】田中 順也
「頑張ろうね、お母さんも頑張るから」泣きながら言った母――10歳の僕には「透析」が何かは全く分からなかったけど…
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第22回】河原 風子
次女の妊娠中に医大への受験勉強。まずは公文式の通信教育で中学の数学から始めた。切迫早産で入院中も毎日ベッドの上で……
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第21回】河原 風子
20歳で長女出産。里帰りはしなかった。寝不足や育児の疲れはあったが、誰にも干渉されない、ごく普通の幸せな日々を送った
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第20回】河原 風子
「何にも言うこと聞かないのね。もう勘当よ」母はどうやらやっと私を捨ててくれたようだ。大きな肩の荷が下りたような感覚だった
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第19回】河原 風子
高校卒業後は派遣社員に。私は自ら自分の道を切り開いていく楽しみを見いだせるようになり、やっと「自分の人生」を歩み始めた
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第18回】河原 風子
次第に強くなる「医者になりたい」という思い。だが、当時の実家に私の居場所があるはずもなく――
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第17回】河原 風子
クラスでの事件からまさかの家宅捜索に。――取り調べを終えた私を待っていたのは母の怒号と泣き崩れるりゅう君の姿だった
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第16回】河原 風子
「先生ひどい! 本当に私つらい思いをしているのに!」うそつき呼ばわりした教師を私は泣きの演技で目の前で土下座させた
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第15回】河原 風子
ある日、担任は私に言った。「君は腐ったみかんだ。君がいると周りのいい子たちまで悪くなる。学校辞めてくれないか」
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第14回】河原 風子
その人は周囲からギターの神様と言われながらも、どことなく寂しい雰囲気の持ち主で、つかみどころのない人だった
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第13回】河原 風子
たまたま私立高校に入学した私。自前のパーマにダボダボのセーターに短いスカート。目がきつく見えるようにアイラインを入れた
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第12回】河原 風子
「授業中笑いこらえるの大変やったんやけ!」静かな夜に鳴り響く爆音。音に驚いて飛び出してくる塾の先生。笑いが止まらなかった
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第11回】河原 風子
学校に行かなかった日、担任が家に来て私は車に乗せられた。しかし行き先は学校ではなくまさかの喫茶店だった。そこで担任は――
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第10回】河原 風子
母は乳癌を手術ではなく民間療法で治すと決めていた。それを聞いた中学生の私は毎晩家の外で過ごすようになった
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第9回】河原 風子
時間をもて余した女子が集まれば、必ずと言っていいほどもめごとは起こるものだ
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第8回】河原 風子
「風子の勉強の邪魔になるけ帰れー!!」彼女に対する母親の期待は恐ろしいほど強くて、一人親で完璧に育てようとしていた
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第7回】河原 風子
「あんたは勉強できる環境にあるんだし、それに賢い。お母さんも応援してくれるはずよ。医者になればいいじゃない」
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第6回】河原 風子
いおりちゃんは担任に殴られた次の瞬間、トイレに猛ダッシュし、そこに置いてあったサンポールを隣の家の窓を目がけて投げた
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エッセイ『腐ったみかんが医者になった日[注目連載ピックアップ]』【第5回】河原 風子
過干渉の母から朝から晩まで監視される生活。「あつてんこん」で過ごす時間だけが唯一の癒しだった。しかし――
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