六月七日に妻と子供二人がトロント空港に着いた。その日は暑い真夏日だった。カナダは寒い国かと思って厚着していた。バンクーバーに二日滞在してからカルガリーに寄りここでも観光、例のペンフレンドに会ったそうだ。彼は妻が独身と思い込んでいたらしい。さぞガッカリしたことだろう。あちこち見物しながらとにかく無事着いた。呑気な新移住者だ。アパートでの生活が始まった。貨物はまだ着いていない。一通りの食器、炊事道具…
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エッセイ『波濤を越えて』【第21回】芦田 政裕
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エッセイ『波濤を越えて』【第18回】芦田 政裕
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エッセイ『波濤を越えて』【第17回】芦田 政裕
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エッセイ『波濤を越えて』【第14回】芦田 政裕
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エッセイ『波濤を越えて』【第13回】芦田 政裕
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エッセイ『波濤を越えて』【第12回】芦田 政裕
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エッセイ『波濤を越えて』【第11回】芦田 政裕
出戻り研究員が「まさかの発見」偶然が産んだ思わぬ成果
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エッセイ『波濤を越えて』【第10回】芦田 政裕
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エッセイ『波濤を越えて』【第9回】芦田 政裕
主力工場への転勤、配属先は花形部署。しかしその実態は…
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エッセイ『波濤を越えて』【第8回】芦田 政裕
高度経済成長期の炭鉱産業、不発ダイナマイトの処理に追われ…
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エッセイ『波濤を越えて』【第7回】芦田 政裕
職場の工場で爆発事故が発生…新入社員が自身の苦境に嘆き
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エッセイ『波濤を越えて』【第6回】芦田 政裕
大学に合格したが借金まみれで…戦後から間もなく、学生の苦境
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エッセイ『波濤を越えて』【第5回】芦田 政裕
夏の日照りや冬の寒さに耐え、「重労働」に追われる田舎暮らし
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エッセイ『波濤を越えて』【第4回】芦田 政裕
都会・福岡では味わえなかった…「丹波での田舎生活」の楽しさ
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エッセイ『波濤を越えて』【第3回】芦田 政裕
度重なる空襲、そして終戦…少年が過ごしたせわしない日々
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エッセイ『波濤を越えて』【第2回】芦田 政裕
戦時中の食糧難、さつま芋を盗んだことが家主にばれてしまい…
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エッセイ『波濤を越えて』【新連載】芦田 政裕
私が生まれた頃。戦争、父のこと…断片的によみがえる記憶