【前回の記事を読む】羊頭狗肉とは言えないが…当時の風俗を描く『当世書生気質』の問題点第一節 坪内逍遙■『当世書生気質』の限界こうした、アルバイトに翻訳を出したり私立学校で教えたりといった描写を見ると、この学生たちは作者・坪内逍遙の出た東京大学に通っているのではと考えたくなるのですが(実際、逍遙は明治一四、五年には東京大学の学生でした)、設定上はそうではないということになっています。逍遙は第三回の…
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第9回】三浦 淳
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第7回】三浦 淳
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第6回】三浦 淳
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第5回】三浦 淳
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第4回】三浦 淳
「進学に強い魅力がなかった」成立期から一転、東大が特権的な学校になったワケ
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第3回】三浦 淳
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【第2回】三浦 淳
近代文学の先駆者・坪内逍遥が通った東京大学の前身「開成学校」って?
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評論『「学歴」で読む日本近代文学』【新連載】三浦 淳
「学校制度の近代化」のなかで教育を受けた、文豪・坪内逍遙の学歴
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