【前回の記事を読む】別れを言わず、特攻に向かう友を見送る。乗ったら最後、待っているのは〝死〟のみである。―本当にこれが、正しいことなのだろうか? 「ミャーミャー」と鳴く猫の鳴き声で、目が覚めた。階段を下りると、ふくちゃんが子猫に餌を与えていた。クレーンゲームで取れそうなほど小さく真っ白で、ぬいぐるみのような猫だ。お椀の中に顔を入れ、もの凄い速さで舌を動かしている。「その猫、どうしたの?」子猫を愛…
家族の記事一覧
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小説『虹色の魂』【第17回】青居 蒼空
祖母が猫を拾ってきた。「昔の自分を思いだして、放っておけなかったのよ」そしてゆっくりと語りだす。
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エッセイ『一人十色』【新連載】イドゥルギ ヒロ
「至急病院に来て欲しい」妊娠した妻の病院から電話があった。病院に飛ぶと、妻は集中治療室の中で......
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小説『虹色の魂』【第16回】青居 蒼空
別れを言わず、特攻に向かう友を見送る。乗ったら最後、待っているのは〝死〟のみである。―本当にこれが、正しいことなのだろうか?
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エッセイ『ヌシの話』【新連載】吉田 明子
血統書付きの可愛い子猫たち…ではなく、一匹だけ中途半端に育った変な目つきの子が目にとまった。白い砂が敷かれたトレイの中で…
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小説『虹色の魂』【第15回】青居 蒼空
「お母さんだよ!お母さんを見つけたんだ」起き抜けの僕にそう言って、父が連れて行ったのは隣町の小学校。もしかして、お母さんって今、小学生?
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小説『虹色の魂』【第14回】青居 蒼空
僕はただ立ち尽くしていただけなのに、感謝状をもらった――狼男と一緒に
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小説『虹色の魂』【第13回】青居 蒼空
暴漢に襲われていた女性が、僕の背後に隠れる。僕は大根を手にするのが精いっぱい。そのとき、窓があいて出てきたのは…
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小説『虹色の魂』【第12回】青居 蒼空
鹿が友人に突進してきた!必死に逃げるが、鹿は止まらない!その原因は彼の前世に?
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小説『虹色の魂』【第11回】青居 蒼空
先ほどまで一緒に笑いあっていた仲間が、無数に重なり合う死体の中で人形のように置かれていた。――前世の僕が見た戦争の記憶
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小説『虹色の魂』【第10回】青居 蒼空
「目を閉じて十まで数えてごらん」―緊張から激しくなる鼓動。ゆっくりと目を開ける。父が視線を向けた先。目の前にいたのは…
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小説『虹色の魂』【第9回】青居 蒼空
真剣な面もちで、僕に話があるという父。「光、お母さんとは今日でお別れだ」涙ぐむ目を逸らし、話を続けた…
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絵本・漫画『はなび』【新連載】八十田 惠子
「ほんまに父ちゃんはこの子らに甘いんやから」と母ちゃんはおこってるような、あきれてるような声で言った
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小説『マリファナ家族』【新連載】東 龍澄
「174番」これが、俺に与えられた新しい名だ。俺は、捕まったのだ。逮捕されたのだ
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エッセイ『模索の扉[人気連載ピックアップ]』【最終回】ななつまこ
娘の夫が無精子症、男性不妊と告白。子どもを望まないまま、一生気づかない人もいるらしいが、夫婦は子どもを切望していて…
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エッセイ『模索の扉[人気連載ピックアップ]』【第8回】ななつまこ
「授乳中だから、治療するつもりはない」出産後、落ち着いたらまた脱毛症治療をはじめると思っていた…
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エッセイ『模索の扉[人気連載ピックアップ]』【第7回】ななつまこ
頭の毛はほぼなくなり、眉毛、まつげもない状態から回復…しかし、幸せな結婚を機に再び髪が抜け落ち始め…
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エッセイ『模索の扉[人気連載ピックアップ]』【第6回】ななつまこ
幼い娘が円形脱毛症に。カツラの装着を考えたが、マット運動の前転で取れるところを想像して…
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エッセイ『模索の扉[人気連載ピックアップ]』【第5回】ななつまこ
小学生の娘が脱毛症に。薬を塗り、マッサージするも効果はなく…毛根は針先のように細く、どんどん抜けやすい髪に…
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エッセイ『模索の扉[人気連載ピックアップ]』【第4回】ななつまこ
胸の大きさは左右で違うけれど、目立つほどじゃない…乳輪に沿って切開されたので、傷跡がわかりにくいのも良かった。
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エッセイ『模索の扉[人気連載ピックアップ]』【第3回】ななつまこ
「きっと乳がん宣告を体が受け止めきれなかったんだね」検査の翌日、妹の身体に異変が…痒い痒いと掻きむしり…