虹色の風の時代歩き始めると、初秋の風が頬を撫でた。秋の虫が鳴き始めていた。「夜風が気持ちいい」私が言うと、純一は、「ふらついているぞ。酔っ払い。ほら」手を差し出した。戸惑いながら私はそっとその手をつかんだ。「世話がかかるなあ」「ごめんね」「ばか。謝るな。こういうときは『ありがとう』だろ?」「ありがとう」「よし」純一はさらに言葉をつむぐ。「もう秋だな。そうだ。今度、海にでも行くか。俺好きなんだよね…
学生時代の記事一覧
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小説『羽ばたくことのない鳥たちへ』【第2回】中原 尚
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