【前回の記事を読む】「分からない、何もかもが分からない」夫が初めて見せた大粒の涙。あの時抱きしめて慰めてあげられたら…あと二、三か月しか生きられないのか、その様な気持ちで過ごす日々は、本当に辛さしか無かった。最後にただ聞きに行くだけなのに、セカンドオピニオンもお金がかかった。私学の大学病院でもかかり、国立の病院ではその倍もかかった。この時「国立なのに、何故こんなにかかるのだろうか」そう思ったのだ…
夫婦の記事一覧
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第16回】坂本 りの
夫はあと2、3か月しか生きられないのか…入院する前にグループホームにいる彼のお母さんの所へ連れて行くと…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第15回】坂本 りの
「分からない、何もかもが分からない」夫が初めて見せた大粒の涙。あの時抱きしめて慰めてあげられたら…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第14回】坂本 りの
行動も考え方もおかしくなっていく夫…しかし定期検査では異常なし。担当医も「今の治療で様子を見ましょう」としか言わず…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第13回】坂本 りの
「もう終わりです。終わりです」この返信を最後に夫はスマホで文字を打てなくなった…脳腫瘍の再発部分は消えたはずなのに…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第12回】坂本 りの
夫の腫瘍は1か月で約4センチも…再発の進行の速さに愕然。一縷の望みをかけサイバーナイフ治療に奔走するが…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第11回】坂本 りの
最も恐れていた【再発】が現実に。夫は死を待つしかないのか…担当医が提案したのは…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第10回】坂本 りの
夫は病気の事など忘れるほど元気だった。神聖で妖艶なバリ舞踊に美しいシンガポールの街並み。最期の家族旅行の思い出…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第9回】坂本 りの
結婚して40年。夫は1年4か月で亡くなってしまった。2人でゆっくりと第2の人生を歩んで行こうとした矢先だった…
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小説『分かたれる水面』【最終回】木南 木一
庭には子どもの遊ぶ声が響き、夕暮れには3人で食卓を囲んでいる。彼女は笑っている。だが目を開ければ――
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第8回】坂本 りの
「死んでしまったらどうしよう…」真っ青な顔でピクピクと体を震わせている長男…何が何だか分からず慌てて救急車を呼んだ
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第7回】坂本 りの
お金が無ければ、夫の命を延ばす事さえできないのか…脳腫瘍の進行を抑えられないかと試した治療法とは…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第6回】坂本 りの
【死】に向かっているのか…操作方法さえ分からなくなり、好きだったパソコンやテレビから離れる夫。治療法を模索するが…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第5回】坂本 りの
「余命は長くて2年」手術が終わりほっとしたのもつかの間…告げられた病名は
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第4回】坂本 りの
夫の様子がおかしい…自分の名前が言えない、手を動かす事もできない…病院へ連れていくと先生が…
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第3回】坂本 りの
「夜中に誰かが入って来た」と姉が言う所には、扉も入口も無かった…その正体は一体…?
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【第2回】坂本 りの
運悪く死んだ子猫からうじが…それ以来どうしても見捨てられず、働いたお金はすべて野良猫の餌代と病院代に…
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小説『分かたれる水面』【第4回】木南 木一
「もう、笑えない」——その一言が胸の奥で何かを終わらせた。僕はまだ、自分が正しいと信じていた
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エッセイ『あなたがいたから[人気連載ピックアップ]』【新連載】坂本 りの
「守護霊がついていますよ。お年をめした女性と猫らしき動物の…」占い師に呼び止められた。その守護霊の正体はきっと…
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小説『分かたれる水面』【第3回】木南 木一
彼女の笑顔から、少しずつ色が消えていった――気づいたときには、もう遅すぎた
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小説『分かたれる水面』【第2回】木南 木一
僕は心配しているつもりだった。だがその「心配」は、彼女の行動を制限するための鎖となった