病院嫌いのおばあさんHさんには二月の寒い日に初めてお目にかかりました。初診時、外は寒いのに室内は快適に保たれ、家族の愛情を感じました。認知症がかなり進んでおり、コミュニケーションはまったく取れません。そのうえ寝たきりです。若いころから関節リウマチがありましたが、病院嫌いで通院はしませんでした。八〇歳になってリウマチの専門病院を受診しましたが、もう治療できる余地はないと言われました。初診時、手や…
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと』【第4回】矢野 博文
笑顔だったのに。食事もままならず病状悪化…ついに最後の時が
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