医学、医療が進歩したとはいえ、“がん”が治りにくい病気であることには変わりはない。わが国の死亡原因を見ると、1981年以来“がん”による死亡が第一位の状態が続いている。2023年の人口動態統計によると、全死亡者数157万人余りのうち、悪性新生物(がん)による死亡者数が38万人余りで24・3%を占め、4人に1人は、がんで死亡したことになる。がんは遺伝子の異常によって起こるとされ、年齢を重ねるととも…
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実用『腫瘍内科が拓く がん医療』【新連載】福岡 正博
「肺癌なら呼吸器内科」は最適ではない…これからのがん医療の要になる「腫瘍内科」をあなたは知っていますか?
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健康・暮らし・子育て『ICFと日本の健康福祉』【第2回】丹羽 國子
全動物のなかの人類は地球環境のなかで唯一、直立二足歩行を可能にさせつつ脳を発達させた。しかし、脳の発達による弊害もあり…
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ビジネス『改訂版 未来の医師を救う 医療事故調査制度とは何か』【第3回】小田原 良治
「報告書公表は制度の想定外」――医療事故調査制度で運営側が起こした、“制度の根幹を揺るがす違反行為”
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【最終回】矢野 博文
「過去にいろいろあったもので…」独居男性の最期に息子を探しだしたものの、横を向いて顔をしかめるだけで…
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エッセイ『かながわコロナ戦記』【新連載】竹村 克二
全世界を震撼させた新型コロナウイルス――これは神奈川県において未知の病原体に挑んだ多くの医療者たちの戦いの記録である
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第15回】矢野 博文
死亡診断の後、遺体の髭を剃った。44歳だった。撮影が叶っていたら、家族写真の裏に●●と書くつもりでいたが…
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第14回】矢野 博文
ベッドまわりには、食べかけのお寿司やビスケットが散乱...末期がん患者はなぜ淡々と「死」を受け入れられたのか。
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第13回】矢野 博文
偏食末期がん患者。食事は自分の好きなビスケットしか食べず、排便コントロールに問題が…
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第12回】矢野 博文
子供のいない夫婦にとって、認知症の母は我が子同然だった。日々痩せ細り、命を延ばすか否かの決断を迫られ…
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第11回】矢野 博文
おむつを拒否し、ベッドや床は排泄物まみれに。家族の負担を考えるよう頼んでも、「病人の言うことは聞いてもらわんと」
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第10回】矢野 博文
孫の結婚式に出席したい84歳。食道がんで流動食しか食べられない。加えて呼吸苦に、強い全身倦怠感。
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第9回】矢野 博文
73歳、ALS患者が一晩で出した答えは「人工呼吸器は装着しない」…それは、「死」を決意した瞬間だった。
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第8回】矢野 博文
ALSの辛さとは?実施しなければ確実に死に至るが、実施すれば家族に一生の介護負担を課すことになる。
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第7回】矢野 博文
68歳がん患者の、最後の2週間。「息子に手作りの餃子を食べさせたい、今日!」と言い出し…
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第6回】矢野 博文
無呼吸が出ながらも飲み込んだ、末期のスープ。最期まで食べることは、単に栄養を摂るだけの行為ではなかった。
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第5回】矢野 博文
「食べたいというのはお母様のご意思でしょうか?」家族で気道吸引の講習を受けた。母に食べてもらうために。
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第4回】矢野 博文
絶食が基本の患者に対し、経口摂取を許した。食べられない状態になっても、自宅で看取ることを選んだ。
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第3回】矢野 博文
「それでも食べたいんです…」口から入れられるのは液体だけのはずが、自宅に帰るなり餃子を食べ、一晩中吐くことに…
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【第2回】矢野 博文
自宅で死ぬということ。寝たきりの87歳。自室で過ごすのが危険な状態になっても、家族の傍での療養を拒否し…
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エッセイ『生きること 終うこと 寄り添うこと[注目連載ピックアップ]』【新連載】矢野 博文
麻酔は神の手で、身に余る苦行だった。病院内の「孤独死」と向き合ってきた私は、麻酔医を辞めることにした。